男性の打撲の中では、睾丸の打撲が最も痛いと言われています。
ほとんどが、野球や格闘技などのスポーツにより起こるもので、相手の不注意により睾丸にボールが当たったり、足で蹴られたりするものです。
このような場合、黙っていても自然と痛みが治まり、その後の生活にも支障はないことが多いです。
ただし、内出血している危険性もあり、打撲後しばらくしてから、しこりが発生する場合もあるので、いずれにしても睾丸を打撲したら、すぐに「泌尿器科」を訪れたほうがベターでしょう。
人間の身体の縦の中心線は、ほとんどが急所であるため、このような部位に打撲を受けた場合は、病院へ行かないと、最悪のケースでは死に至る場合もあります。
睾丸を打撲した際、場合によっては「内出血」を伴うことがあります。
内出血は、一般的に「睾丸破裂」と呼ばれており、内部が出血するというものです。
特に、プロ野球選手に多い症状で、入院が必要となることもあります。
基本治療としては、痛み止めと止血の薬を併用し、外側からシップを貼付して様子を観察します。
このとき、出血が激しいようならば、手術して縫い合わせる必要性もあります。
これら方法により、ほとんどが改善されますが、最悪のケースでは、睾丸を取り除く「除睾術」が必要となることもあります。
睾丸を強く打撲した際には、内出血が認められることがあり、外傷ともいえる「睾丸破裂」が発生する場合があります。
このとき、同時に陰嚢内に血液が溜ってしまい、より悪影響を及ぼす症状が「陰嚢内血腫(いんのうないけっしゅ)」と呼ばれるものです。
ときには、患部が紫色になることもあり、下腹に痛みを感じるケースもあります。
陰嚢内血腫の治療法に関しては、睾丸破裂と大差なく、薬とシップを併用して安静に過ごして様子を見ますが、内出血の度合いによっては、手術が必要となります。
そして、外的ショックが大きくダメージが大きい場合は、摘出手術が求められる場合もあります。