睾丸の捻転

睾丸の捻転とは、睾丸が何らかのショックにより捻れてしまい、向きが変わってしまう症状を言います。
この症状は、正式名称を睾丸捻転症(精巣捻転症)と呼び、幼児や中学生・高校生などの子供に多いとされております。

症状の特徴は、あるとき急に睾丸や下腹部に激痛が走り、嘔吐を伴うというものです。
簡単に言うならば、足がつるという症状が、そのまま睾丸で発症したという感覚でしょうか。

睾丸捻転症は、黙って放っておくと、精巣の壊死にも繋がる恐ろしい症状なので、すぐに泌尿器科を訪れて手術しなければなりません。
治療が遅れると、摘出手術の可能性も否定できないため、一刻を争う症状だと言えるでしょう。

尚、一説によると、左の睾丸のほうが発症する確率が高いとされています。

睾丸捻転症と子供

睾丸捻転症が表れた場合、時間が経過するにつれて細胞が壊死してゆきます。
これは、捻れによる血行不良からくるもので、放っておくと、生殖機能が失われることになります。

このとき、特に注意するべきなのが乳幼児などの小さな子供です。
乳幼児は言葉でコミュニケーションを取れないことが多く、親が症状に気づかずに放っておくと危険です。
通常は、5時間以内に手術を行なうことが好ましく、余りに長い時間放っておくと、壊死しないにしても生殖機能が低下することになります。

あるとき突然、乳幼児が泣き出したときは、睾丸捻転症の可能性も考慮してください。
普段よりも睾丸が腫れているので、見た目での判断もしやすいはずです。

睾丸捻転症のメカニズム

睾丸捻転症にかかりやすいのは、乳幼児と思春期の子供です。

解明されているメカニズムは、乳幼児の場合では陰嚢(いんのう)が所定の場所に固定しておらず、捻れて回転しやすくなっていることが要因とされています。
対して、思春期の子供が発症する場合では、精巣組織と精巣の成長バランスが一致していないことが要因だとされます。

また、夜寝ている際に、無意識に睾丸に圧力を与えることも要因だと言われています。
いずれにしても、激痛と腫れ、下腹部の痛み、嘔吐などを伴うので、症状が該当するようならば、救急病院を訪れてでも早急に対処してください。


ページトップへ

コンテンツメニュー

Copyright © http://koh-gan.com/ All Rights Reserved.