睾丸に違和感があるときは、何らかの病気か、その前ぶれの可能性があります。
考えられる原因としては、副睾丸炎や血行不良、感染症、腫瘍、精索静脈瘤などがありますが、全く問題ないケースもあります。
問題のないケースでは、何かに睾丸をぶつけた場合、痛みが治まった後にも違和感が続く場合や、良性の腫瘍などがあります。
これらは、数日以内に違和感や痛みが解消されるのが特徴です。
対して、何らかの病気によるものだと、違和感や痛みが何日も続き、治まっても再び繰り返すことになります。
特に、下腹部にも痛みを感じる場合は、注意する必要があります。
このような場合では、何が原因かの断定が難しいため、「泌尿器科」を訪れて診断するしかないでしょう。
睾丸に明らかな痛みを感じるのではなく、僅かな鈍い痛みや違和感がある場合は、血行不良が関係していることが多いようです。
血行不良の特徴としては、右よりも左の睾丸に症状が表れることが多い点です。
これには、血管の通る場所が影響しています。
中でも、精索静脈にコブが発生することで睾丸の血流を妨げる「精索静脈瘤」には要注意です。
この症状は放っておくと、精子の数を減少させるため、女性を妊娠させる面で不利になります。
精索静脈瘤の治療は、現在において「手術」が最も効果的で確実な方法であると言われています。
睾丸の違和感には、感染症が関係している場合もあります。
最も可能性が高い感染症としては、「性器クラミジア感染症」があります。
この症状は、「クラミジア・トラコマチス」と呼ばれる細菌が感染源となり、男性と女性に関わらず発症するのが特徴です。
感染しても確実に発症するわけではありませんが、感染すると睾丸の違和感や、尿道から膿がでるなどにより異変を感じます。
性器クラミジア感染症の治療に関しては、通常の「泌尿器科」だけでなく「性病科」でも治療を行なっております。
治療法については、菌を抑えるための「抗菌剤」や「抗生物質」を投与することにより行なわれます。