睾丸にしこりを発見したときは要注意です。
睾丸という器官は、正常であれば、しこりが無いのが普通だからです。
しこりの大きさに関しては、多少の差はありますが、だいたい落花生1粒分くらいです。
このようなしこりが、副睾丸(精巣上体)と呼ばれる箇所に発生するのが、俗に言う「睾丸のしこり」です。
主な発生原因としては、「副睾丸炎」が挙げられていますが、睾丸がんの場合にもしこりを伴うので、どちらにせよ「泌尿器科」での診断を行なうべきでしょう。
痛みに関しては、無痛の場合と、鈍い痛みを感じる場合があります。
尚、良性と悪性を見分ける方法は、大きさが一定しているか、肥大しているかで判断するのが一般的です。
睾丸にしこりが発生した場合、真っ先に考えられる症状が「副睾丸炎」です。
副睾丸炎とは、睾丸の付け根に炎症が発生するもので、症状の特徴として、鈍い痛みや違和感、しこりを伴います。
この場合、全くの無痛で、肥大などが見られない場合は、余り心配は要らないと言われています。
しかし、自己判断で症状を決め付けることは得策とは言えません。
たとえ鈍い痛みとはいえ、長期継続するようならば、「泌尿器科」を訪れてみることです。
もしここで、副睾丸炎と診断されても、現在では薬の治療で改善できるので心配する必要はありません。
睾丸にしこりが発生する症状には、「副睾丸炎」の他にも腫瘍があります。
腫瘍(新生物)とは、細胞が異常増殖することを言います。
この腫瘍が人体に悪影響を及ぼすものを「がん(悪性新生物)」と呼んでいます。
睾丸のしこりの判断時には、大きさが一定しているか肥大するかで良性か悪性かを判断します。
良性の場合は、特に問題はないとされますが、悪性の場合は「睾丸がん」を意味します。
この場合は、手術と抗がん剤を用いて治療を行なうことになります。
いずれにしても、生まれつきではなく、後からしこりが発生した場合には、良い悪いを自己判断せずに泌尿器科で調べてもらうのが得策です。