睾丸炎とは、ウィルスや感染菌が要因となり、睾丸に炎症を伴う症状のことです。
睾丸炎には2種類あり、「急性睾丸炎」と「慢性睾丸炎」に分類されます。
似たような名称の「副睾丸炎」とは違う症状ですが、まれに合併することもあります。
症状の特徴は、睾丸の痛みや腫れ(肥大)、発熱、嘔吐などです。
このような症状が続くようならば、発症の可能性があります。
これら睾丸疾患は、痛みや腫れを伴う症状が多く、詳細は一般の人には判別できませんので、泌尿器科での診断を行なうべきでしょう。
このとき、症状が確定できているならば、「竜胆瀉肝湯」などの漢方薬の服用によっても治療することが可能となります。
睾丸炎の中でも、突発的に症状が発症するのが「急性睾丸炎」です。
急性睾丸炎は、細菌感染により発症するものが主ですが、アレルギーや外傷が原因となることもあります。
激しい睾丸の痛みと腫れを伴い、患部を確認すると、腫れて紫色になっていることもあります。
生殖器関連の疾患は、将来の生殖能力の悪化に繋がるので、早期に泌尿器科を訪れて治療してください。
現在の治療方法は、「抗生物質」や炎症を抑えるための「抗炎症剤」、痛みを抑制するための「鎮痛剤」などを用いて治療を行ないます。
その後は、なるべく自宅で安静にするようにします。
慢性睾丸炎は、「おたふくかぜ」と関連の深い症状です。
特に、青年期におたふくかぜに罹った子供は、大人になってから慢性睾丸炎になりやすいとされています。
また、合併症として、同時に発生するケースもあり、その場合は2つの病気の症状がともに表れることが特徴です。
40度前後の高熱と嘔吐、そして睾丸の痛みと腫れを伴います。
慢性睾丸炎は、睾丸の片方だけの場合と、両方に症状が及ぶことがありますが、両方に及ぶ場合のほうが生殖機能へのダメージが大きくなります。
男性の生殖器に対して、何らかの影響を及ぼすことが多いとされる症状ですので、すぐに泌尿器科を訪れての治療をお勧めします。